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マエストロのデイリーコメント
本日の株式市場の全体的な動き
マエストロのコメント

 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 【12月15日の東京株式市場】
 日経平均株価 -668円の50,168円。
 TOPIX +7.64の3,431.47ポイント
 スタンダード指数 +10.65の1,520.97
 グロース250 +11.13の669.05
 東証プライム騰落数、値上がり1,218銘柄、値下がり346銘柄、変わらず44銘柄。
 東証プライム売買代金、5兆1,128億円、売買高22億6,473万株。

 本日の東京株式市場は、日経平均株価が-668円の50,168円と反落しました。
 先週末の米NY株式市場でハイテク株が下落したことや、外為市場でドル安/円高が進行したことを受け、東京市場でもハイテク株を中心に売りが広がりました。
 指数寄与度の高いソフトバンクグループ(9984)は-1,065円の16,830円、アドバンテスト(6857)も-1,335円の19,450円と、ともに大幅安となり、日経平均株価の下落要因となりました。
 一方、TOPIXは+7.64の3,431.47と続伸し、連日で史上最高値を更新。指数間で強弱が分かれる展開となっています。

 【先週末の米NY株式市場】
 NYDOW -245ドルの48,458ドル
 NASDAQ総合指数 -398.68の23,195.16

 先週末の米NY株式市場、NYDOW、ナスダック総合は揃って下落。
 市場では『前日の通常取引終了後に決算を発表した半導体のブロードコムが、AI売上構成比が高くなるため利益率が低下するとしたことから下落。AI関連に対する先行き収益への懸念が台頭し、幅広い銘柄に売り圧力が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、マイクロン・テクノロジーズやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、インテルなどが値下がり率の上位に入っている』と指摘されていました。

 ■□ 目立った銘柄 □■

 【プライム市場の目立った上昇銘柄】
 フィットイージー(212A):+500円の2,861円S高。連続最高益更新・大幅増配。
 ホギメディカル(3593):+1,000円の6,750円。TOB。
 MDV(3902):+80円の542円S高。3Q経常15%増益。TOB報道。
 ラクスル(4384):+244円の1,770円。TOB。

 【スタンダード市場の目立った上昇銘柄】
 エス・サイエンス(5721):+50円の172円S高。新株予約権株主割当重要情報。
 のむら産業(7131):+502円の3,195円S高。今期過去最高業績連続更新。
 誠建設工業(8995):+150円の1,069円S高。大阪府堺市中心戸建て分譲。
 REMIX(3825):+37円の315円。電力小売りが主力。

 【グロース市場の目立った上昇銘柄】
 地域新聞社(2164):+80円の330円S高。生成AIを活用心理状態デジタルツイン。
 coly(4175):+150円の883円S高。ディズニーオンラインゲーム開発。
 クラシコ(442A):+400円の2,283円S高。3期連続最高益更新へ。
 FUNDINNO(462A):+150円の1,065円連続S高。エクイティプラットフォーム。
 サイフューズ(4892):+75円の592円。バイオ3Dプリンタを開発。

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価 -668円の50,168円。
 日経平均株価 中期基調は上向き、短期基調はフラットに。
 サイコロ ○●○○○●○○●●○●「7勝5敗」
 日足 小陰線
 【市場の声】
 『日経平均は後場も軟調な値動きとなり、一時、心理的節目の5万円を下回り-870円の49,965円まで下落した。米株先物の下落や、ドル/円の円高傾向が重しとなっている』

 【動向】
 本日の日経平均株価は-668円の50,168円と反落しました。
 寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が-484円の50,352円と反落スタート。
 先週末の米NY株式市場でハイテク株を中心に下落した流れを嫌気し、東京市場でも売りが先行しました。
 寄り付き後は軟調なもみ合いが続き、一時は49,965円まで下落し、5万円の大台を割り込む場面も見られました。

 ただし、その後は下値を切り上げる動きとなり、引けにかけては50,168円まで戻し、本日のところは5万円水準を維持する形で取引を終えています。
 なお、日銀が発表した12月短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス15と、3期連続で改善。市場では「日銀の12月利上げ観測を裏付ける内容」と受け止められています。

 【テクニカル】
 日経平均株価は50,000円台前半での調整局面に入っており、短期的には高値圏での戻り売りが意識されやすい形となっています。
 5日線は下向きに転じつつあり、25日線(50,084円)が目先の重要な攻防ラインです。この水準を明確に割り込むようだと、49,500円~49,800円方向への調整が意識されやすくなります。

 一方、5万円を明確に割り込まず踏みとどまっている点は下値の堅さを示しており、急落というよりは「高値圏での健全な調整」と見る余地も残っています。

 【今週の注目点】
 今週の最大の注目点は、日銀の金融政策観測と国内金利の動向です。
 12月短観の改善を受け、利上げ観測が一段と意識されやすい環境が続きます。
 為替市場では円高方向への動きが続くかどうかが重要で、円高が進行すれば、ハイテク株や輸出関連株の重しとなる可能性があります。

 また、米国市場ではハイテク株の調整が続くかどうかが焦点。米金利・米株の動向次第で、日本株も振れやすい一週間となりそうです。
 総じて今週は、「5万円を軸とした攻防」「金融政策観測に対する市場の反応」を見極める局面といえるでしょう。