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マエストロのデイリーコメント
本日の株式市場の全体的な動き
マエストロのコメント

 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 【1月8日の東京株式市場】
 日経平均株価 -844円の51,117円。
 TOPIX -27.00の3,484.34
 スタンダード指数 -2.28の1,571.79
 グロース250 +9.85の702.11
 東証プライム騰落数、値上がり632銘柄、値下がり905銘柄、変わらず67銘柄。
 東証プライム売買代金、5兆9,632億円、売買高23億3,096万株。

 本日の東京株式市場は、日経平均株価が-844円の51,117円と続落しました。
 前日に続き、中国によるデュアルユース(軍民両用品)の日本向け輸出規制への警戒感が高まりました。
 また、時間外取引で米株価指数先物が下落したこともあり、先行き不透明感が強まり手控えムード広がるなか、安値圏で取引を終えた。

 【昨晩の米NY株式市場】
 NYDOW -466ドルの48,996ドル
 NASDAQ総合指数 +37.10の23,584.27

 昨晩の米NY株式市場は、NYDOWは4日ぶり反落。ナスダック総合は3日続伸。
 市場では『前日まで連日で最高値を更新していたとあって、利益確定目的の売りが出て全体相場を押し下げた。トランプ米大統領が防衛関連企業の生産状況に対し不満を表明したうえで、配当や自社株買いを認めないとする考えを自身のSNSに投稿した。更に、大規模な機関投資家が戸建て住宅の購入を禁止するための措置を講じる姿勢を示した。これらを受け、防衛・住宅関連株が軒並み安となった』と指摘されていました。

 ■□ 目立った銘柄 □■

 【プライム市場の目立った上昇銘柄】
 稀元素(4082):+300円の1,723円連続S高。レアアース関連。
 日東紡績(3110):+1,190円の11,880円。ガラス繊維大手。
 大阪チタ(5726):+178円の2,273円。金属チタン世界首位。
 住友ファーマ(4506):+205.5円の2,839円。医薬品準大手。

 【スタンダード市場の目立った上昇銘柄】
 Cマネージメント(4491):+700円の3,850円S高。独立系SI。
 中国工業(5974):+150円の968円S高。家庭用LPガス容器。
 AIメカテック(6227):+740円の6,050円。インクジェット装置。
 サンデー(7450):+135円の1,150円。イオンがTOB。

 【グロース市場の目立った上昇銘柄】
 ブルーイノベ(5597):+300円の1,778円連続S高。ドローン関連。
 テラドローン(278A):+503円の3,140円連続S高。ドローン関連。
 VALUENEX(4422):+100円の658円S高。株式分割発表。
 ROXX(241A):+100円の726円連続S高。みずほFGキャリア採用導入決定。
 マイクロ波化学(9227):+100円の765円S高。NHK国際ビジネス予定。

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価 -844円の51,117円。
 日経平均株価 中期基調は上向き、短期基調はフラットに。
 サイコロ ○○○●○○●●○○●●「7勝5敗」
 日足 大陰線
 【市場の声】
 『AIの成長について見方が変わるなど、大局の変化はないとみているが、今日は短期的な利益確定売りが重しとなった』

 【動向】
 本日の日経平均株価は-844円の51,117円と続落しました。
 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は-192円の51,769円と続落してスタートしました。昨晩の米NY株式市場がさえない値動きとなったことが重しとなっております。
 寄り付き後も軟調地合いは継続。中国がデュアルユース(軍民両用品)の日本向け輸出規制を強化するとの警戒感に加え、AI関連株・半導体関連株が一段安となり、相場の重しとなりました。
 後場にかけても戻りは限定的で、日経平均は-844円の51,117円と安値圏で引けています。

 【テクニカル】
 昨日指摘したW天井(ダブルトップ)リスクは、本日の下落によって更に現実味を帯びました。
 日経平均株価は「52,636円(11月4日)」「52,523円(1月6日)」というほぼ同水準の高値圏を2度試したものの、いずれも明確に上抜けることができず反落しています。
 本日の下落で「高値更新後の失速」「戻りの弱さ」「下げのスピード」がより鮮明となり、W天井形成の条件はほぼ出揃った状態といえます。
 最大の焦点であるネックラインは、51,500円前後(直近の押し安値ゾーン)。本日は終値で51,117円と、このネックラインを明確に下回る水準で引けており、テクニカル的には「W天井完成を警戒すべき段階」へ一歩踏み込んだと判断せざるを得ません。

 このまま「51,500円を回復できず、戻りでも上値を抑えられる」という展開が続けば、「W天井完成」 ⇒ 「下落トレンド入り」というシナリオが本線となります。
 下値の目安は、第一目標:50,400円前後、地合い悪化時:49,800円~49,500円です。

 【週末にかけての注目点】
 週末にかけて最大の注目点は、51,500円を回復できるか、それとも戻り切れずに終わるかです。
・51,500円を回復・定着できれば
 ⇒ W天井は未完成、もみ合い〜再反発余地あり
・51,500円を回復できず戻り売りに押されれば
 ⇒  W天井完成を前提とした下落警戒局面
という、極めて分かりやす分岐点にあります。
 加えて、
・中国関連の追加報道 ・米国市場のハイテク株動向 ・週末のポジション調整
が重なりやすく、値が飛びやすい不安定な地合いでもあります。
 総じて今は、
「高値圏の最終局面から、調整トレンドへ移行するかどうかの正念場」。
楽観も悲観も排し、テクニカルが示すライン(51,500円)を淡々と見続ける姿勢が最も重要です。