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マエストロのデイリーコメント
本日の株式市場の全体的な動き
マエストロのコメント

 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 9月6日の東京株式市場、日経平均株価 -265円の36,391円。
 昨晩の米NY株式市場、DOW -219ドルの40,755ドル、NASDAQ総合指数 +43.36の17,127.66。
 東証プライムの騰落数、値上がり433銘柄、値下がり1,163銘柄、変わらず48銘柄。
 東証プライムの売買代金、3兆8,553億円、売買高は16億8,430万株。

 ■□ 主力株の目立った銘柄 □■

 【プライム市場の目立った上昇銘柄】
 広済堂HD(7868):+51円の492円。不安和らぐ。
 フジコーポ(7605):+192円の2,243円。タイヤ専売店。
 エムスリー(2413):+87円の1,412円。医療従事者向けサイト
 システムサポート(4396):+113円の1,979円。パブリッククラウド。

 【その他の目立った上昇銘柄】
 ラウンドワン(4680)、資生堂(4911)、JCRファーマ(4552)、日本甜菜製糖(2108)、モリタHD(6455)など。

 【スタンダード市場の目立った上昇銘柄】
 ウィルソンWLW(9610)、パスコ(9232)、アドバネクス(5998)、ミライアル(4238)、マリオン(3494)など。

 ■□ グロース市場の動きと投資戦略 □■

 スタンダード指数 -11.37の1,216.56
 グロース250 -12.70の643.88
 【ストップ高となった銘柄(引け値)】
 Unipos(6550)、マーキュリー(5025)、坪田ラボ(4890)、MRT(6034)、ビーマップ(4316)など。
 【目立った上昇銘柄】
 スペースマーケット(4487)、カラダノート(4014)、フォースタ(7089)、ネットスターズ(5590)、コンヴァノ(6574)、フルッタフルッタ(2586)など。

 【投資戦略】
 昨晩の米NY株式市場、NYDOWは反落、ナスダック総合は反発。
 市場では『米連邦準備理事会(FRB)の利下げを左右する可能性がある8月の雇用統計の発表を6日に控え、投資家は神経質となった。 そうしたなか、規制当局の承認を経て完全自動運転の高度支援ソフトを来年第1・四半期に欧州と中国で導入すると発表したテスラは5%近く上昇した』と指摘されておりました。

  本日の東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場でのナスダック総合の反発や、日経225先物が高く回ってきたことなどから、買い優勢で取引を開始しましたが、買い一巡後は反落。引けにかけて軟調推移となり、日経平均株価は-265円の36,391円と続落いたしました。

 目立った銘柄では、決算延期巡り先行き不安和らぐ形となった広済堂HD(7868)が+51円の492円と大幅上昇したのをはじめ、フジコーポ(7605)、エムスリー(2413)、システムサポート(4396)、ラウンドワン(4680)、資生堂(4911)などが買われ目立った上昇を演じております。
 その一方で、水、茶、炭酸水等の飲料を製造するライフドリンクC(2585)が-750円の6,950円と売られ下落したのをはじめ、宮越HD(6620)、SHIFT(3697)、楽天銀行(5838)、アイル(3854)なども売られ目立った下落となっております。

 【テクニカル分析から注目する銘柄】
 マエストロでは、好業績割安銘柄を中心に『暴騰銘柄の下落後の反発狙い』『三角保ち合い上放れ銘柄の買い』『下値もみ合い離脱銘柄の買い』『好業績銘柄の買い』とテクニカル重視で見ていきます。

  ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価 -265円の36,391円
 TOPIX -23.34の2,597.42ポイント
 日経平均株価 中期基調・短期基調は下向き。
 サイコロ ○○●○○●○○●●●●「6勝6敗」
 日足 陰線。

 【市場の声】
 『為替相場ではドルが143円を割れるなど円高が進行しており、相場の重しとなっている』『米雇用統計を前に警戒感が高く調整が出ている』などと指摘されております。

 【日経平均株価の予想】
 本日の日経平均株価終値は-265円の36,391円と続落。
 昨晩のナスダック総合の反発や日経225先物高、更には日経平均株価は前日までの3営業日で2,000円以上下落したため、自律反発を期待した買いが先行。日経平均株価は+157円の36,815円と反発スタート。
 寄り付き後は上げ幅を縮小し前日終値を挟んだ一進一退に。後場に入ると週末要因も重なり売り物に押され一段安。結局引けは-265円の36,391円と36,500円を割り込み本日の取引を終えました。

 本日の日経平均株価の動きについて市場では『自律反発を期待した買いが先行し高く始まったが、米雇用統計を前に上値追いは限られ下落。米ナスダック総合の先物が時間外取引で軟調に推移したことも、投資家心理の重しになった』と指摘されております。

 マエストロでは一昨日に『明日から週末にかけては強弱感が対立し上下に揺れる動きとなることが予想されますが、「再下落開始」ですので注意が必要です』と書かせていただきました。
 9月中は重要イベントが多く、ボラティリティーの高い状況は続く形となりそうです。
 引き続き、8月5日に記録した31,156円が安値だったのか?探りに向かう動きも予想されます。二番底形成への動きに警戒、慎重姿勢で臨みましょう。

有価証券等に係るリスク

投資顧問契約により助言する有価証券についてのリスクは、以下のとおりです。

1.株式

【株価変動リスク】
株価の変動により、投資元本を割り込むことがあります。 また、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。

【株式発行者の信用リスク】
市場環境の変化、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります。(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り込むことがあります。

2.信用取引等

信用取引や有価証券関連デリバティブ取引においては、委託した証拠金を担保として、証拠金を上回る多額の取引を行うことがありますので、上記の要因により生じた損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損が生じる)ことがあります。
信用取引の対象となっている株式等の発行者又は保証会社等の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、信用取引の対象となっている株式等の価格が変動し、委託証拠金を割り込むこと、又、損失の額が委託証拠金の額を上回ることがあります。

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