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マエストロのデイリーコメント
本日の株式市場の全体的な動き
マエストロのコメント

 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 【1月9日の東京株式市場】
 日経平均株価 +822円の51,939円。
 TOPIX +29.77の3,514,11
 スタンダード指数 +9.73の1,581.52
 グロース250 +5.18の707.29
 東証プライム騰落数、値上がり1,110銘柄、値下がり429銘柄、変わらず65銘柄。
 東証プライム売買代金、6兆2,881億円、売買高22億9,736万株。

 本日の東京株式市場は、日経平均株価が+822円の51,939円と大幅反発しました。
 前日に通期予想と年間配当予想の上方修正を発表したファーストリテイリング(9983)が+6,050円の62,750円(+10.67%)と急反発し、日経平均株価を約600円押し上げました。
 日中関係の悪化に対する過度な懸念が緩和する中、幅広い銘柄が物色され、堅調な地合いが続きました。

 【昨晩の米NY株式市場】
 NYDOW +270ドルの49,266ドル
 NASDAQ総合指数 -104.25の23,480.01

 昨晩の米NY株式市場は、NYDOWは反発。ナスダック総合は4日ぶり反落。
 市場では『トランプ大統領は現地7日、米27年会計年度の国防予算を1兆5000億ドル(約235兆円)に拡大することを連邦議会に要求。実現すれば26年度から約5割増加する規模になることから、ロッキード・マーチンやノースロップ・グラマンなどの防衛関連株が物色され、NYDOWを押し上げた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、マイクロン・テクノロジーやアプライド・マテリアルズ、インテルなどが下落した』と指摘されていました。

 ■□ 目立った銘柄 □■

 【プライム市場の目立った上昇銘柄】
 ブイキューブ(3681):+29円の154円。JR西日本「Qumu」採用。
 ファーストリテ(9983):+6,050円の62,750円。利益・配当予想増額修正。
 Link-U(4446):+112円の1,212円。コンテンツ配信。
 日本高純度化学(4973):+240円の3,760円。電子部品メッキ液。

 【スタンダード市場の目立った上昇銘柄】
 ヴィッツ(4440):+300円の1,480円S高。1Q経常90%増益。
 fonfun(2323):+214円の1,250円。クラウド型サービス。
 菊池製作所(3444):+121円の1,146円。フィジカルAI関連。
 サンデー(7450):+127円の1,277円。イオンがTOB。

 【グロース市場の目立った上昇銘柄】
 Defコンサル(4833):+23円の106円。第7回新株予約権大量行使開示。
 アーキテクツSJ(6085):+54円の399円。注文住宅を提供。
 VALUENEX(4422):+100円の758円連続S高。株式分割発表。
 マイクロ波化学(9227):+105円の870円。NHK国際ビジネス予定。

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価 +822円の51,939円。
 日経平均株価 中期基調は上向き、短期基調は上向きに。
 サイコロ ○○●○○●●○○●●○「7勝5敗」
 日足 大陽線
 【市場の声】
 『前日に通期予想と年間配当予想の上方修正を発表したファーストリテイリング(9983)は朝から買いが優勢となって10%超高に急伸。日経平均を1銘柄で約600円押し上げた』

 【動向】
 本日の日経平均株価は+822円の51,939円と大幅反発しました。
 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は+250円の51,367円と反発してスタートしました。
 日経平均株価は前日までの2営業日で約1,400円下落しており、自律反発狙いの買いが入りました。
 本日は3連休を前にした週末であることや、米国で12月雇用統計の公表を控えていることから、引けにかけて様子見ムードが強まる展開も想定されましたが、実際には買い意欲が衰えず、想定以上に強い動きとなりました。

 【テクニカル】
 昨日の下落局面で指摘したW天井リスクは、依然として解消されたわけではありません。
 日経平均株価は「52,636円(11月4日)」「52,523円(1月6日)」という、ほぼ同水準の高値圏を2度試したものの、いずれも明確に上抜けることができず反落しています。
 昨日の下落では「高値更新後の失速」「戻りの弱さ」「下げのスピード」が鮮明となり、W天井形成の条件はほぼ出揃った状態と判断しました。
 最大の焦点となるネックラインは、51,500円前後(直近の押し安値ゾーン)。昨日は終値でこの水準を明確に下回る場面があり、テクニカル的には「W天井完成を警戒すべき段階へ一歩踏み込んだ」と判断せざるを得ない状況でした。
 本日の大幅反発により一時的に上値を取り戻したものの、51,500円を安定的に上回って定着できるかどうかが、W天井否定の最低条件となります。
 このまま「51,500円を回復できず、戻りでも上値を抑えられる」という展開が続けば、
 「W天井完成 ⇒ 下落トレンド入り」というシナリオが再び本線となります。
 下値の目安は、第一目標:50,400円前後、地合い悪化時:49,800円~49,500円です。

 【来週の注目点】
 来週にかけて最大の注目点は、51,500円を明確に回復・定着できるか、それとも再び戻り切れずに終わるかです。
・51,500円を回復・定着できれば
 ⇒ W天井は未完成、もみ合い〜再反発余地あり
・51,500円を回復できず戻り売りに押されれば
 ⇒  W天井完成を前提とした下落警戒局面
という、極めて分かりやすい分岐点にあります。
 加えて、
・中国関連の追加報道 ・米国市場のハイテク株動向 ・週末・連休を挟んだポジション調整
が重なりやすく、値が飛びやすい不安定な地合いでもあります。
 総じて今は、
「高値圏の最終局面から、調整トレンドへ移行するかどうかの正念場」。
楽観も悲観も排し、テクニカルが示すライン(51,500円)を淡々と見続ける姿勢が最も重要です。