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本日の株式市場の全般的な動き

 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 2月8日の東京株式市場は日経平均株価が続落いたしました。
先週末の米NY株式市場は反発。DOWは+10ドルの10,012ドル、NASDAQ総合指数は+15.69ポイントの2,141.12ポイントでした。
 シカゴ平均株価先物は「ドル建て」9,995円(大証終値比−65円)、「円建て」9,975円(大証終値比−85円)。寄り付き前の外資系証券10社経由の注文状況は、売り1670万株、買い1180万株で、差し引き490万株の売り越し観測。金額ベース(10社)も売り越しでした。

 東京株式市場は軟調商状が続いております。日経平均株価は始値10,007円と前日終値10,057円から50円安くスタート。一部欧州の財政不安や円高基調が嫌気され朝方から1万円を割り込みました。その後は1万円付近で下げ渋る動きもありましたが、後場中頃から売りが加速し引けにかけて下げ幅を拡大。結局−105円の9,951円で本日の取引を終了しております。
 東証1部の騰落数は、値上がり396銘柄、値下がり1,155銘柄、変わらずは129銘柄。東証1部の売買代金は1兆2,918億円、売買高は19億9,663万株でした。

 ■□ 主力株・1部2部銘柄などの動き □■

 週明け月曜日、本日の東京株式市場は欧州の信用不安を背景に売りが継続し、日経平均株価が続落いたしました。
 個別では、野村ホールディングス(8604)は上昇いたしましたが、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株や、住友金属鉱山(5713)、東邦チタニウム(5727)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)など非鉄金属株は売られ下落いたしました。

 また、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、住友商事(8053)など商社株や、日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)など海運株の一角、ソニー(6758)、キヤノン(7751)、ファナック(6954)などハイテク株、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)など自動車株も売られ下落いたしました。
 その中目立った銘柄では、今3月期の連結営業利益予想の上方修正が好感された宮地エンジニアリンググループ(3431)が+30円の111円と暴騰しストップ高となり、東証1部上昇率ランキングトップに君臨。

 また、同じく業績の上方修正から、タムロン(7740)、日成ビルド工業(1916)、ケーヒン(7251)なども上昇し、富士機工(7260)、フージャースコーポレーション(8907)も大幅続伸いたしました。
 反面、ソフトブレーン(4779)、アイフル(8515)、山一電機(6941)、KIMOTO(7908)、太平洋工業(7250)、ワコム(6727)などが売られ−7%を超す下落となりました。

 ■□ 新興市場銘柄の動きと投資戦略 □■

 本日の新興市場は、日経平均株価の下落に歩調を合わせ続落となりました。
 主力株では、先週末にバークレイズ・キャピタル証券が目標株価を5400円から6700円に引き上げたことが材料視された逆行高を演じたグリー(3632)が−230円の4,600円と反落したのを始め、大阪証券取引所(8697)、サイバーエージェント(4751)、ミクシィ(2121)、ACCESS(4813)、日本風力開発(2766)などが揃って下落。

 新興3市場は、JASDAQ平均、ヘラクレス指数、マザーズ指数の3指数が下落いたしました。
 個別では、アイレップ(2132)、プロパスト(3236)、テックファーム(3625)、デュオシステムズ(3742)、ユビキタス(3858)がストップ高となり、シコー(6667)、ドリコム(3347)、フュートレック(2468)、フリービット(3843)、ガンホーオンラインエンターテイメント(3765)などが買われ上昇いたしました。

 しかし弱い動きです。薄商いのなか先物主導の下落となっており、市場ではCTAの売り仕掛けと指摘されております。先週末に業績予想の上方修正が好感され逆行高を演じたトヨタ自動車(7203)は−35円の3,280円と反落。トヨタ紡織(3116)、豊田自動織機(6201)、デンソー(6902)などのトヨタ関連銘柄も売られ下落するなど、リコール問題からの底打ち感はまだありません。
 ただその中、マエストロの「一般会員銘柄」の不二家(2211)が+11円の191円。「特別会員銘柄」のクラリオン(6796)が+4円の139円と上昇するなど、仕手性材料株の一角は良い動きをを演じております。引き続き、日経平均株価が底打ちするまでは、割り切れる範囲の資金で動きある仕手性材料銘柄を個別重視で追っていきます。

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 本日の日経平均株価は−105円の9,951円と続落し、終値として2009年12月10日以来、約2ヶ月ぶりの1万円割れとなりました。
 先週末の米NY株式市場は反発いたしました。発表された1月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外に減少したことで、主要株価指数は1%以上下落いたしましたが、これまで大きく下げていたハイテク株や素材関連株に押し目買いが入り、取引終盤にかけて上昇いたしました。

 東京株式市場は、米NY株式市場は反発いたしましたがシカゴ平均株価先物が安く売られたことや、NY金相場の3日続落、LMEニッケル先物の大幅続落などから、売り気配で取引を開始いたしました。
 日経平均株価は−50円の10,007円と1万円ギリギリでスタート。寄り付き後は押し目買いが入りジリジリと下げ幅を縮小し、前場を−49円の10,007円で終えました。後場に入ると先物にまとまった売りが出て下げ幅を拡大し、−105円の9,951円で本日の売買を終了いたしました。

 市場では「1万円台をしばらく維持していたが、割り込んだ後は戻りの鈍さを嫌気した売りが加速した」「国内の企業業績は好調で日本株にも割高感がなくなってきたが、外部環境が悪すぎる。買いたい資金も様子見している」などと指摘されております。
 中期基調は下向き。短期基調も下向き継続となっております。日経平均株価のサイコロは●●●●○●○○○●●●「4勝8敗」。日足は下放れて上ヒゲを持つ小陰線を形成。

 先週は「1万円割れはない」との見方も多い状態でしたが、本日いとも簡単に割り込んできました。先週末に「本日の下落で昨日までの上昇が単なるリバウンドに過ぎなかったこととなり、直近安値を割り込んだことから、ここから新たな下落の開始とも見えます」と書かせて頂きましたが、そうした動きが続いております。
 今日の下落で3連敗となり値幅も深くなっているため、明日以降小さい反発となることが予想されますが、強い下向きの力が働いている中、強気の買いには注意が必要と言えます。米NY株式市場は1年の戻りが終了し下げ始めたばかりです。日経平均株価もじっくりと9,500円付近まで下げてくることも考えられますので、『底打ち』までは慎重姿勢で見ていきます。

 
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